はじめに
韓国旅行で「ダイソーに行ってお土産を大量買いしたい」という人は多いでしょう。
しかし、気になるのが「免税（TAX FREE）」の条件です。韓国では外国人観光客向けに免税制度があり、一定金額以上購入すると付加価値税（VAT）が免除または還付されます。
本記事では、韓国ダイソーの免税条件・手続き・注意点を初心者でも理解できるように丁寧に解説します。これを読めば、旅行中のショッピングで「損しない」「得する」買い方がわかります。
そもそも「免税（TAX FREE）」とは？韓国での仕組みをサクッと解説
韓国での「免税」とは、外国人観光客が韓国国内で商品を購入し、国外に持ち帰る場合に支払う付加価値税（VAT）を免除・還付してもらえる制度のことです。
免税には大きく分けて3種類あります。
| 種類 | 説明 | 手続き場所 |
|---|---|---|
| 事前免税（Duty Free） | 空港などにある免税店。購入時に税金がかからない。 | 店舗内完結 |
| 即時還付（Immediate Tax Refund） | 一部のTAX FREE店舗で、購入時にその場で免税価格に。 | 店舗のレジ |
| 事後還付（Tax Refund） | 通常店舗で購入後、空港などで還付申請する方法。 | 空港・還付カウンター |
韓国ダイソーの一部店舗は「即時還付方式」に対応しています。会計時にパスポートを提示するだけで免税価格になるため、非常に便利です。
DAISO（韓国店舗）で免税対象になる条件はいくらから？
韓国の一般的な免税対象金額は「1店舗で3万ウォン（約3,400円）以上の購入」ですが、韓国ダイソーでは店舗によって15,000ウォン（約1,700円）以上から免税対象になる場合があります。
以下は目安の比較表です。
| 店舗区分 | 免税対象金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 一般的な免税対応店 | 30,000ウォン以上 | 税還付は空港または市内KIOSKで手続き |
| ダイソー（TAX FREE店舗） | 15,000ウォン以上 | 即時還付対応あり（店舗による） |
※TAX FREE表示がないダイソー店舗では免税できません。
購入金額を確認し、「TAX FREE」マークのある店舗でパスポートを提示することがポイントです。
目安として15,000ウォンは約1,700円前後なので、雑貨やコスメ小物をまとめて買うだけで条件を満たすケースが多いです。
ダイソーで免税を受けるための手続きステップ＆現場ポイント
韓国ダイソーで免税を受ける流れは非常にシンプルです。以下のステップを守れば、誰でも簡単に免税価格で買い物ができます。
手続きの流れ
1. TAX FREE対応店舗かを確認する（入口やレジ横の表示をチェック）
2. 会計時にパスポートを提示する。
3. 購入金額が15,000ウォン以上か確認する。
4. レシートまたは免税書類を受け取る。
5. 空港のKIOSKで確認（事後還付の場合）する。
多くのダイソーは即時還付方式を採用しているため、会計時に自動的に税金が差し引かれます。
また、購入した商品は「国外持ち出し」が前提です。開封せずにパッキングするよう注意しましょう。
パスポートを忘れると免税は適用されないため、必ず携帯することが大切です。
よくある「免税NG／失敗しやすい」シーンと対策
免税が受けられないケースは意外と多く、注意が必要です。
失敗例と対策を以下にまとめました。
| 原因 | 失敗例 | 対策 |
|---|---|---|
| 対応外店舗 | TAX FREE表示がない店舗で購入 | 店舗入口でロゴ確認 or 店員に「TAX FREE OK?」と聞く |
| 金額不足 | 合計15,000ウォン未満 | まとめ買いで金額調整を意識 |
| パスポート未提示 | 会計時にパスポートを忘れた | 会計前に必ず提示する習慣を |
| レシート紛失 | 空港で還付申請できない | 免税レシートは帰国まで保管 |
こうした失敗は、事前に少し意識するだけで防げます。旅行中は現金・カード・パスポートをまとめた「買い物ポーチ」を持つと便利です。
旅行中の「ダイソー免税買い」で賢く節約するためのテクニック
ダイソーで免税をうまく活用するコツは「まとめ買い」と「店舗選び」です。
まず、15,000ウォン（約1,700円）を目安に、一度に会計をまとめること。たとえば、ミニ雑貨（1,000ウォン）×10個＋コスメ用品×5個で簡単に到達します。
また、明洞・弘大・江南などの観光エリアにある大型ダイソーはTAX FREE対応店舗が多い傾向です。
さらに、「免税＋クーポン」や「即時還付」を組み合わせれば、支払額を10〜15％抑えられるケースもあります。
旅行アプリ「KONEST」や「NAVERマップ」で“Daiso TAX FREE”と検索すると、対象店舗が一覧表示されます。
旅行の限られた時間でも、少しの下調べで大きな節約効果が得られるでしょう。
まとめ — 買い物前に押さえておきたい3つのポイント
最後に、韓国ダイソーで免税を受ける際に必ず覚えておきたいことを整理します。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| ①金額条件 | 15,000ウォン以上で免税対象（店舗により異なる） |
| ②店舗確認 | 「TAX FREE」表示のある店舗のみ対象 |
| ③手続き | 会計時にパスポートを提示すること |
この3点を意識すれば、韓国ダイソーでのお買い物は安心かつお得に楽しめます。
免税を上手に使って、韓国旅行をより賢く満喫しましょう！
